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仲間

嬉しいこと .1

こんにちは。ケイザキです。

今日は嬉しい事がありました。

とはいっても、そう特別なことかと言われるとそうでもないのかもしれません。

私が可愛がっていた後輩であり、現ビジネスにとっては師匠のような存在である人。

仮にA君とでもいいましょうか。

彼とは定期的に連絡をとっているし、連絡をくれます。

その内容は、ビジネスに関することというよりもプライベートな事が多いです。

そんな中、今日は雰囲気の違うラインが。

私に相談があるから、電話をしていいか?と。

すぐにビジネスの内容についてではないということはわかりました。

だって、私にビジネスを学ぶという要素が彼には必要ではないからです。

何があったのか?

私も気になっていたと同時に、心配でした。

かかってきた内容はビジネスについてだったのですが、そのビジネスを彼は降りたがっているようでした。

会食の席で軽いノリのうちで答えてしまったフレーズが、ドンドン話だけが進んでしまい困っていると。

本人もここまで進むと思っていなかったので、正直降りたいものの相手がお世話になった人で断りづらいと。

その内容がまた面白いのです。

面白いといってはいけませんね。

ツッコミどころがある、といっておきましょう。

3人でビジネスを始めるということらしいのですが、発起人1が会長、発起人2が社長

そしてAくんは

平社員。

どういうことよ。笑

なんで君だけ肩書きないん。笑

せめて営業部長とか、何かしらあるでしょう。

そこで私は違和感を覚えました。

このビジネスは、本当に君という存在が必要とされているの?

こんなことを言うのはいいかわからないけど、利用されているんじゃない?

私はこの言葉をA君にぶつけました。

本人もことの経緯を細かく私に伝えてくれましたが、私が思い切って彼に聞きました。

『本当はこんなこと話したいわけじゃないよね?話を散らしているけど、本当は辞める方法を一緒に考えて欲しいんじゃない?』

逆の立場だったら私はそう思うかな、と感じたからです。

A君はそうだと言いました。

ビジネスをやっていくという相手が、力関係でA君とは全く釣り合ってないんです。

正直、A君に発言権なんてありません。

ただの捨て駒に見えました。

本当にこのビジネスは大丈夫?

怪しい感じがするんだけど。

彼もやりたくないとは思っていたものの、客観的な視野で見ていたのではなく

客観的な状態を伝えると、驚いていたようでした。

なぜなら、自分だけが社員という状況を違和感なく受け入れていたからです。

共同経営でしょ?笑

同時にそこに彼らのパワーバランスの差を大きく感じました。

これは本当にやめたがいいと思う。

というより、やめよう。

それが私がA君に送った答え。

A君はこの答えを受け取って、辞めるという決断をしました。

ところが、このパワーバランスの中で立ち上がったばかりのビジネスをやめるというのはかなりの覚悟が必要です。

完全に立場はA君が下。

でもこのままだと、A君が浮上する未来を思い描けませんでした。

やめるためにはどうすればいいか?

今度はそれを考えていくことになるのです。