商品の発見で興奮した私は、遠足前の子どものようにあまり眠れない夜を過ごしました。
本当に熱量を持って取り組んだし、嬉しかったんだなと感じました。
さあ、いよいよ購入者様にメールを打ちます。
『◯◯さま
大変お待たせをして申し訳ございません。
昨日、ご指定の商品を確保いたしました。
当店へ到着後すぐに発送作業に取り掛からせていただきます。
大変お待たせ致しており、申し訳ございません。
後少しだけお待ちくださいますよう、お願い申し上げます。』
こんな感じでメールをしました。
すると今回もすぐに返信が
『ありがとうございます!本当に探していて見つからなかったので本当に嬉しいです!お願いしてよかったです!』
こんな内容のもうそれは嬉しい!と思っているメールが届きました。
この時に感じました。
このために私はこの数日間苦労をしたんだな。
その苦労が報われた瞬間でした。
こちらはお金をいただいて商品をお送りする。
言葉で言えばこれだけのことです。
でも、いつもよりも苦労して、時間対労働で見ればあまりにコスパが悪い。
でも、これまでの何よりも嬉しくお金以上の喜びを感じた瞬間でした。
こちらの方がありがとうございます。
ここに来るまで、いろんなストーリーがありました。
こんな奇跡はあるのか。
そんなことも感じる瞬間の連続でした。
だからこそありのままを書きたかったし、またこれを見返してあ初心に戻れるようにしたかった。
これが今回私がこの記事を書いた経緯です。
皆さんにも伝えたい。
だからこそ、これはノンフィクション。
ただの物語として読むと、特に感じることはないでしょう。
しかし、皆さんが私になりきって読む
生活軸の行動を想像しながら読むことで、この感動をお伝えできるのではないかと思い
今回書くことにしたんです。
販売記録にはそんなストーリーは載りません。
記憶からも薄れていくでしょう。
でも、ここにある限り残り続ける。
これを見た誰かが、何かを感じてくれると嬉しいです。
今日が人生の一番若い日。
お客様。注文書には文字の羅列しかなくっても注文を出すまでのストーリーは絶対にあります。
なんとなくウィンドサーフィンで買う人も、探し求めて辿り着く人も様々です。
自慢ではありませんが、今回のお客様も当社に辿り着いていなかったらもしかしたら商品を手にできなかったかもしれません。断言するわけではありません。
それほどまでに探すのが大変でした。
それでも当社を信頼していただき、そのご要望にお応えできたことは本当に嬉しい。
顧客対応って本来こういうことなんだな、と感じました。
これが顧客満足度にもつながるし、やらなければ落ちていく。
大事なことは目線を合わせて、相手の気持ちになって考えること。
これは物販だけに留まりません。
何にでも応用が効くことです。
最初に面倒だと思っていたことが恥ずかしい。
そういう思いを抱けただけでも、成長であり前に進めたんだと思います。
これからのビジネス人生の中で、この気持ちを忘れないようにここに記録します。
購入者様への感謝を添えて、このお話を示させていただきたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!