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ビジネス

プライドは現状維持を助長する。

こんにちは。ケイザキです。

プライドの高い人って周りに居ませんか?

私の周りには居ます。

それに、私自身がその気はなくてもその気質があったのです。

まずは私の気質について。

私は、正直あまり体育会系の縦社会というのが好きではありません。

なぜなら、年上だからという理由で何もしなくても、スキルがなくても結果を出しているように勘違いしている人が一部にはいるからです。

全ての人ではなく、そういう思想を持っている人が縦社会では存在すると思います。

逆に横並びの関係では自分のスキルがなければ結果はもちろんでないし、逆に学びの機会を増やすことが多くなると思っています。

実力社会に近いイメージです。

仕事のスキルがなくても、人間関係を構築するスキル等で補うことも可能なのです。

私は横の関係がいいと考えているのですが、縦社会がいいと考える人もいます。

その考えの人を軽蔑するつもりもありませんし、私の意見に意義があっても構わないと思っています。

だって、人それぞれ考えが違うことは当然だからです。

しかし過去の私がどうしても出来なかったことがあります。

後輩を頼ることです。

縦社会の上下関係を否定していた私の行動は矛盾しているのです。

スキルがなければ、スキルのある人を頼る。

それに年齢という要素は加味する必要はないという思想。

それに私自身が真っ向から逆流していたのです。

そもそも、上下関係があまり好きでない私がなぜそういう思考に至ったのか。

初めは後輩に気を遣わせないためでした。

例えば、仕事の後に食事に誘っても『来ない』という選択肢を作ってあげるということからこのスパイラルが始まります。

縦社会の後輩は、用事があっ他場合でも断りにくいんではないか?

そう考えました。

だからこそ、後輩の意見を第一に考えるようにしたのです。

私は後輩に気を遣われてまで一緒に食事をしたいわけではない。

横の関係性を持ちたかったということです。

しかし、そこで逆縦社会が始まっていきました。

  • 後輩に気を遣わせたくない。
  • 後輩にお金を払わせない。
  • 後輩に頼らない。

そんなことを考えるようになっていきました。

するとどうでしょう。

後輩に対していい格好をしようとする、縦社会が出来上がっていました。

その結果、スキルがある後輩に対しても頼ることが出来ず完璧な先輩を演じるようになっていったのです。

もちろん、後輩に気を遣わせたくないという根底にある想いは変わらないので、高圧的な態度を取ったりすることはなかったと思っています。

しかし現実に、横を意識することで気付かぬうちに自分自身が縦社会を築き上げてしまっていたことに気づけたのはつい数年前でした。

現在は、後輩ではなく同等な目線で働く一人のクリエイターという目線で接するように意識しています。

そうすることで、私自身も自分に足りないことが分かったり知らなかった知識が得られるようになってきました。

プライドが邪魔をしていた事実は自分自身を持って証明したのです。

今日が人生の一番若い日。

プライドを捨てるのは簡単なことではありません。

正直かなり難しいです。

しかし、踏み出さなければ何も得る事はできない。

だからこそ、得るために踏み出すのです。

その時、その仮面はもう過去のものになります。

新しい素顔の自分を見つけましょう。

では、また!