今日は、マルチタスクとシングルタスクについて話していこうと思います。
まずは皆さん、マルチタスクとシングルタスクの違いは分かりますか?
分からない方のために解説しますね。
シングルタスクとは、ひとつの作業のみを行うことを言います。
逆にマルチタスクはシングルタスクを複数個同時に行うことをいうのです。
わかりやすい例はPCですね。
PCはインターネットをやりながら、Excelを同時に開いたり、Wordやパワポも同時に開けますよね。
そうなんです。
マルチタスクはPCから来た言葉なんです。
皆さん、こんな事に憧れたことはないでしょうか?
たくさんのクライアントを持った仕事が出来る人物像。
あー、想像しただけでもこのドラマの主人公はキムタクか篠原涼子さんでしょうか?笑
1つ以外の仕事を同時にたくさんこなす。
そんな人物像に憧れたことってありますよね。
私だけですか?笑
本題に入りますね。笑
マルチタスクは先程記述した通り複数個同時に作業することを指すのですが、本当に効率いいと思いますか?
ひとつの事に集中した方が効率良くないですか?
作業中に他のことを考えながら作業するんですよ?
ここで実験をしてみましょう。
まずはシングルタスクの実験です。
紙を準備して、これから
123 〇△□ ABC
これをそれぞれ20セット書きます。
ただ書くだけではテストになりませんよね。
今回はその書き方にポイントがあります。
シングルタスクは123を20回書いたら、次に〇△□を20回、それが終わったらABCを20回。
という形でテストを行います。
マルチタスクは、123を1回書いたら〇△□を書き、次にABCを書きます。それを20セット繰り返し行ってタイムを競います。
お分かりでしょうか?
マルチタスクは書く内容が毎回変わるんです。
逆にシングルタスクは内容はひとつに集中して作業が出来ますね。
では行きます!
まずはシングルタスク。
よーい…
どん!
……
……
……
出来ました!
上から順番に書いていくので、結構大変ではありますが、混乱もせずに作業を終えることが出来ました。
ここで大事なのがタイムです。
さあ、どれだけかかったのでしょう?!
どん!
2分11秒!
体感としてはもっとかかったかな?という感じでしたが、ひとまずこれが基準タイムになります。
さて、今度はマルチタスク。
先程と違い、それぞれのタスクを一つひとつやることはできません。
あー、想像するだけで面倒です。笑
でも検証ですからね。
やりましょう。
では…
……
……
……
スタート!
……
……
……
ん?
……
……
終わり!
あー、頭使ったなー。
まあ、見た目的にはどうと言うほど分かりませんよね。笑
大事なタイムは……
こちら!
……
……
……
あれだけ頭を使っておいて、シングルタスクの倍かかりました……
こんなの疲れるだけです……
おわかりいただけましたか?
シングルタスクとマルチタスク。
人間の脳ではマルチタスクは効率が悪いということがかなり分かりやすく証明できたのでは無いでしょうか?
マルチタスクはたくさんのことを同時に行うので、脳には刺激が行くらしくすごく働いた気分になるそうです。
でも効率はシングルタスクの半分……
あれだけ疲れて半分の仕事しか出来ないんです。
マルチタスク、憧れた現実がこれなんです。
これでもあなたはまだマルチタスクをやりますか?
シングルタスクを一生懸命やって、一つひとつ作業をこなして行った方が最終的に半分の時間で終えることが出来るんです。
やった気になって出来てないよりも、やりやすい且つ早い方法で作業を終えたがいいですよね。
今回はマルチタスクの効率の悪さについてお話しました。
今日が人生の1番若い日。
今日のあなたの作業効率が昨日よりも良くなっているといいですよね!
では、また!