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変化

一律給付の妙

こんにちは。ケイザキです。

今話題ですね、18歳未満への10万円一律給付。

しかも、その用途は教育に使ってくれということで、半分はクーポン化を検討するということ。

でもね、教育に使うという意味での給付なら、1回こっきりの給付でなんとかなると思っているんでしょうか?

教育という土台を作る手助けとしての給付なら、継続的に行っていかないと意味なんてないですよね。

塾に1ヶ月だけ行って、勉強できるようになりますか?

まあ10万円といえば数ヶ月か行けるのかな?

それでもそれだけの期間でできるようになるなら、多分その人には塾は必要ないでしょう。

まだこれだけなら1000歩くらい譲って許せますよ。

問題は、半分をクーポンで渡すということ。

これの何が悪いかというと、またまた来ました手数料。

一律給付だけなら280億円超のお金でいいのですが、その半分をクーポンで配布するとなると手数料が900億かかるそうです。

これを聞いて単純にどう思いますか?

280億の支払いに900億の手数料を払う。

それも一律給付なら280億で済むのにです。

あり得ませんよね。

じゃあその900億分生活困窮者に配るとか、一律給付して高所得者は所得税から引くとかやる方法なんていくらでもあるんです。

この国の高学歴の代表のような人たちが、国会議員がこんなこともわからない。

それがこの国が沈没に向かっていると言われる所以ではないでしょうか。

最近は世論も少しは強くなってきて、一律給付に変わったようですが

構造的な部分が変わったかと言われると変わっていないと思います。

今日が人生の一番若い日。

この国の代議士は、わかってはいてもスポンサーの意向を受けて動くだけの操り人形です。

絶対にスポンサーの意向に背くような政策は行いません。

現実的に、国民のための政治はハードルが高いと言わざるを得ない状況です。

政権を取れない小規模な野党は理想を語り、政権与党は有権者の代弁をする。

この制度ではこの国は良くなりませんよね。

でも、この制度はおそらく変わりません。

だって、変える権利をもっているのは国会議員だから。

国民が誰を選ぼうと、皆同じように動くだけだから。

せめて首相くらいは国民で決めたいものですね。

内輪でやっているだけでは良くなんてならないと思います。

では、また!