こんにちは。ケイザキです。
今日は昨日の続き。
さてさて、立場が雲泥に差なので、やめるというのも一苦労です。
そしてその相手も中々厄介な感じです。
ある意味権力者というか、目の奥が笑わないタイプというかそんな感じなのだそうです。
いやー、参った。
そういうタイプはあまり周りくどいことをすれば完全に逆効果なんですよ。
相手二人はこちら（Aくん）をまるめこんでくる。
それは目に見えています。
それに対してどう対応するのか。
こちらには継続する意思はありませんので、やめるという一点突破しかありません。
状況を良くしたいとか、残る可能性がある交渉だったらどれだけ楽なことか。
その場合は手札（主張）を10件ほど無理やり作って、絶対防衛ラインを3つ程度に設定します。
相手に折れていいと思う条件から交渉を始め、同時に相手の手札を相殺していきます。
出来るだけ手前で相手が折れてくれたらこちらの勝ちです。
でも今回は、相手が折れてくれるしか突破口は無いのです。
いろんな方策を考えたのですが、結果的には当たって砕けるというのが一番いいのではないか？ということになした。
逆の立場で考えると、こちらは反論なんてしてこないと思っているしなんなら言いくるめられる。
そう思っているといった感じです。
私は直接会ったことはないのですが、話を聞くと高圧的で独占欲が強そうな印象を持ちました。
そんな人の支配から逃れるのは、変わった自分・とても言いくるめられる雰囲気のないというところを全面出していくしかないと。
本人は少し怖いといっていましたが、これから先この状態が続けばぼろ雑巾は確定です。
今踏み出すことがどれほど重要かを説きました。
踏み出さなければもうあとはないかもしれない。
今恐怖と戦って、明日以降の笑顔を作ろう。
こう言って方針が決まったのです。
あとは私が介入できることではありません。
私は遠くに住んでるし、車で行けるような距離でもありません。
このご時世に、そう簡単に1000キロ以上移動するのは違うかなと思い、後方支援を行うこととしました。
最後に、A君が言ったんです。
『ケイザキさんに相談してよかった。本当に本質をついた話をしてくれるし、何より僕のことを本当に思って悩んでくれているのがわかります。本当にありがとうございます。大好きですわ。』
確かに本当に心配しているのは事実ですし、道が違うと思った時は間髪入れずに彼に言います。
この言葉を私がもらったときに、私も彼を本当に可愛がっているし一生付き合っていきたい人であるという事実に気がつきました。
入社以来、危なっかしくて天然で口下手だったA君は攻撃の的でした。
なんでこんなに何も知らない無垢な新人をみんなでいじめるのか。
私には理解できなったし、するつもりもなかったです。
そういった構図から、彼を守る壁となり一緒に過ごしてきました。
時には彼自身になぜ何も言わないのか？問い詰めたこともあります。
それもこれも彼に一人の男として強くなってもらいたかったから。
同時に可愛い後輩であり、息の合う相棒のような存在でもありました。
彼が会社を辞めてからも、多分私だけコンタクトも取ってご飯に行ったりしています。
それがいいというわけではなくて、そういう関係性であるということは間違いのないことです。
私も彼をビジネスにおいても、バカをやるにしても最高のパートナーだと思います。
会社の中で彼にとって私が師匠のような存在であったように、今の彼は私に取っての道標であり目標です。
なんかいいなーって思うんですよ、この関係性。
お互いがリスペクトを持って接しているし、お互いを思っている。
それが同級生の友達ではなく、歳の離れた間柄。
その関係の中でこの距離を築けたことを本当に嬉しく思います。
これからいろんな困難もあるし、お互いに大変なこともあるでしょう。
リスペクトを持っているから助けたいと思うし、助けてもらえるんだなと感じました。
何をするにも、ギブアンドテイクなんですね。
それを彼の言葉から学びました。
今日が人生の一番若い日です。
今日の生き方もきちんと考え、毎日を過ごしていきましょう。
では、また！
