こんにちは。ケイザキです。
今回は、iPhoneで通信業者を2社使うメカニズムをお伝えしようと思います。
- そもそもどうやって通信するの?
まずはこの説明からしていかないとわかりませんよね。
基本的な考え方としてSIMカードというものに電話番号等の情報が記録されており、それを端末に挿入することにより契約内容の通信をすることができます。
だからiPhoneだと電源ボタンの下のところにSIMカードが入っていますよね。
それを読み込んで通信しているわけです。
ではここで疑問です。
スロットが1つしかありません。
どう考えても物理的に1つしかSIMカードは入らないんです。
それでは絶対に2社を使うなんてことはできないですよね。
2社を使う方法、それはiPhone XR以降の機種で可能になります。
- 2社を1台の端末で使用する方法
通信方法の基礎がわかったところで、2社を1台の端末で使う方法をお教えします。
1社につき1枚のSIMカードが必要なことはご理解いただけたと思います。
だからこそ2社契約すると、2枚のSIMカードが必要になります。
では入る場所のない1枚をどうするのか?
ここで出てくるのが”eSIM”というものなんです。
eSIMとは、物理的なSIMカードではなく端末本体に最初から内蔵されているSIMのことです。
そうなんです。
最初からSIMカードが入っているんです。
通信契約の内容が入っていないSIMカードを、iPhone XR以降の機種はデフォルトで保有しているんです。
だから通常の物理SIMカードを挿入しているときにも、2枚のSIMカードが端末内に存在しています。
でも、eSIMって使ったことないですよね。
これが一つの弱点でもあるんです。
2021年7月現在、eSIMに対応している通信業社は
- LINEMO
- Rakuten Mobile
- IIJmio
- BIC SIM
だけなので、選択肢が少ないんです。
この通信会社を検討したことがない方は、eSIMという名前を知らなくてもおかしいことではありません。
- eSIMの使用方法は?
eSIMは先ほど言ったように、端末内部にインストールされているため取り出して同行するようなシロモノではありません。
ではどのように使用するのか?
iPhoneの場合は
設定>モバイル通信>モバイル通信プランを追加
という順に選択していくことで、カメラが起動します。
起動したカメラで、eSIMのQRコードを読み込むことでeSIMに通信情報が記録されるのです。
ということは、eSIMを使うにはPCやタブレットなどのQRコードを表示する端末も必要なんです。
読み込んでしまえば、通常のSIMカードと同じように通信ができます。
1枚分しかスロットのないiPhoneでSIM2枚使う方法をお伝えしました。
お役に立てましたか?
現時点では楽天モバイルとmineoが最強の通信プランだと思いますので、気になった方は過去のブログをご覧になってみてください。
なぜ楽天モバイルとmaineoの組み合わせが最強かを解説しています。
今日が人生の一番若い日。
またひとつ知識をつけて、明日をより良いものにしましょう!
では、また!