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マインドセット

地域共生について考える

こんにちは。ケイザキです。

昨日の自治会脱退に関して、私なりに思ったこと。

今回は簡潔に書いていこうと思います。

地域共生について

読んで字のごとくですが、地域で協力して共に生きていくと言うことですが果たしていもの時代に現実的なのか?

私は地域によると思います。

昔ながらの近所付き合いがある場合は、地域共生を謳っても成り立つと思います。

しかし、現実的にはやや田舎寄りなところでは成り立ちますが、そうでないところでは厳しいと思っています。

なぜなら、都会に近づいていくにつれて共働き家計が多いからです。

共働きではお互いに仕事を持っているわけですから、地域に行事に出席すると言うことはどちらかは最低でも勤務をしていない状態ではないといけないと言うことです。

あくまで参考までにですが、土日に働いている人は3〜4割ほどいるのです。

そうなると、夫婦間で二人とも土日に働いていないという状況は簡単な状況ではなくなってきます。

どの日に行事を行うかと言うものは、昔は土日での参加率が高かったのかもしれませんが現在に持ち込むのは難しいでしょう。

参加者の傾向

基本的に神社の掃除や溝掃除、廃品回収などを持ち回りで行っていたようですが、このような行事は仕事で来れなかった事がある人は次も来ない事が多いです。

参加者は固定化されてしまう状況というものが生まれてきます。

それは共生と言えるのか?

私には疑問が残ります。

正直、素人の寄せ集めでできることは簡単な作業の事が多いです。

それは業務委託しても大したお金にはなりません。

業務委託も視野に入れることをお勧めします。

本当の意味で”共生”になっているのか?

私が一番これについて疑問が残っています。

と言うのも、地域の行事があるときに参加したいといっているのを見た事がないからです。

同僚や両親、祖父までも幅広い年代で行事ごとに参加を希望している人を見た事がありません。

むしろ、いきたくなかったり面倒だといっている人がほとんどです。

みなさんはどうですか?

配布される資料には待ちに待ったレクレーションのような書き方がされていることが多いですが、実際に心待ちにしている人はあまりおらず実行者側の空回りのようにも感じます。

しかし、実行者側からすると地域共生のためにレクレーションをして交流を深めよう。と言う意図もあるため、どちらが悪いとも言い切れないのが正直なところでもあります。

私が一番問題だと思うことは、行政も自治会という組織に任せっきりになっれいることだと思います。

自治会という”民間の加入すら自由な組織”に自治を任せているのです。

マンションの自治会などでなく、地域の自治をです。

その上、行政の想いと住民の想いの乖離から目を背けていることが一番の問題ではないでしょうか?

行政は干渉せず、自治会への加入を進めてきます。

私の場合は、加入する意思はないと行政に伝えていたにもかかわらず、許可も得ずに私の連絡先を自治会長に伝えたことで、自治会が私にコンタクトを取ってきました。

その時点でもかなり不信感があったのですが、この状況をいつまでも見て見ぬふりをしていけないこともわかっていると思います。

加入率が半分にでもなれば、自治会の過半数なんて住人の1/4です。

それが自治をするなんて無理な話ですよね。

これからどうしていくべきか

自治会長と私のやりとりでは、人格否定があったのはどうかと思いますがそれ以外の部分では自治会長に言い分も全て否定するつもりもありません。

自治を一任されているわけですから、会員の流出を防ぎたいこともわかります。

その上で問題なのは、行政の方向性です。

地域共生・行政区制

謳っていることはわかりますが、もう今の世の中では現実的に難しくなっていると言うことは誰の目にも明らかです。

そこにメスを入れないと、これから”生きにくい世界”に変わっていきます。

だからこそ、住人側も変わっていく必要があります。

行政が悪いのは間違いないですが、声を上げずに陰口を言っている住人はもっと悪いと思います。

だって、声をあげれば変わる可能性は少しでも上がるのに、声もあげずに面倒だなんていっていたら変わらないのを肯定しているのに文句を言っているようなものです。

前提として、行動してから言いましょう。

行政も声が大きくなれば動かざるを得なくなってきます。

今日が人生の一番若い日。

合わせることが最適なのか、発言するべきなのかはTPOで変わってきます。

全て言えば良いと言うものでもありません。

しかし、おかしいと思う制度にはきちんと声を上げることが必要です。

何が正しくて何が普通かはきちんと考えていく必要があると考えさせてもらえました。

では、また!