こんにちは。ケイザキです。
今回はこんな話を。
あなたの人生があと5分だったら何をしますか?
いやいや、5分以上あるよなんて考えず、5分しかなかったら。
『最後に5分だけ時間を与えてやる。』
5分後に、ロシアの刑務所で死刑が執行されようとしている。
『ああ、私は5分後にこの世から消え去るんだ。』
『この5分で一体何ができるだろう。』
目の前には多くの銃口、刑は銃殺刑。
『ああ、愛する家族よ、友よ、先にあの世にいくことをお許しください。』
男はまず、家族と友人へ別れの挨拶をした。
『2分経過!』
その死刑囚は次の2分で28年間の人生を振り返る。
そして最後の1分。
男は涙を流しながら
『もう一度人生をやり直したい…』
そう神へ嘆願した。
そして訪れた人生最後の5分の終焉。
死刑執行人が銃の引き金に指をかけ、力を込める。
バンッ!!
慌てた男が扉を開けた。
その男は政府の急使であった。
政府の急使が大きな声を張り上げた。
『やめろ!やめろ!その処刑は中止だ!』
皇帝ニコライ1世の特赦によって、処刑は中止された。
代わりに男には4年間のシベリア流刑が言い渡された。
神に与えられた時間の重要性を悟った彼は
『人生は5分の連続だ!』
とばかりに創作活動を開始した。
これまでの話はアニメの世界の話ではありません。
実際に起きた話です。
そして死刑執行を免れた彼の名は
『ドストエフスキー』
のちのロシアの大文豪です。
罪と罰やカラマーゾフの兄弟などが有名ですね。
今日が人生の一番若い日。
この言葉にも共通することでもあるんです。
判断に迷う、まあいいやと後に伸ばす。
あなたはそんな生き方をしていませんか?
少しでもやろうと思ったことだったら、後5分で人生が終わってしまうとしたら本当にやらなくて後悔しませんか?
今しかないから今やるんです。
今やらないと明日は来ないから今やるんです。
私も会社員の傍ビジネスをしていますが、正直何事もなければいつもの日常がくるでしょう。
ですが、誰が明日の日常を保証してくれますか?
そんな人はいないんです。
交通事故に合わない保証をつけれる人なんていないでしょう。
だからこそ、今やらないと後悔するんです。
やらないことに慣れてしまうと、後悔は増幅してしまいます。
それであなたは後悔しませんか?
後悔しなければいいんです。
しかし、確実に死ぬ時に後悔します。
だから今、今日から動き出すんです。
少しでの後悔のない人生を送りましょう。
では、また!