こんにちは。ケイザキです。
今回はふと感じた違和感について。
私には以前から慕っている先輩がいます。
その先輩は、私の前を歩くいわば兄貴分といった感じの人です。
家に泊まりにも行ったし、結構仲が良い先輩です。
そんな仲の良い人なので、自然と考え方も似ています。
脱サラを目標にしていることなんてもう全く一緒。
よくどんなのが儲かるなんて話を教えてもらったものです。
しかし先日、この先輩と一緒にいた時にある違和感を感じたのです。
ジャンルはビジネスについて。
あーでもないこーでもない、そんな話をしていた矢先。
『副業なんて片手間で、もし儲かったら良いな程度でやっている。でも設定とかわからないからやって。』
まあ先日のブログの件です。
この先輩はリサーチがすごくって、とことん調べ尽くして突破していくタイプの人でした。
現に、他人にできるなら自分にできないという理由を探すよりも、達成する方法を調べる。という思考を私に植え付けてくれた人です。
この思考は結構感謝しています。
それまでであれば、お金を払って理解せずにやってきたことが、きちんと理解して自分でトライすることで問題点まで見えてくる。
コストの面でも知識の面でもかなりの財産だと思っている考え方です。
話を戻しまして。
私は皆さんも知っているように、このようにサイトを持っています。
サイトを立ち上げるというのは、ボタン一つでできるわけではありません。
いろんなサイトを見て、一つひとつ設定をして立ち上げることができたんです。
もちろん、何も見ずにもうひとつサイトを立ち上げろなんて言われてもできません。
もう一度調べて、確認して一つひとつ設定をしていくしかないんです。
でも側から見たらどうでしょう?
あの人はサイトを作ったことがある、よし、やってもらおう。
自分では作れる自信ないし。
そういう考え方も出てくるんです。
実績を前にして、人は学ぶことをやめてしまうことがあります。
でも考えてみてください。
私だって先天的にネットに強かったわけではありません。
むしろプログラミングなんて全くわからないし、HTMLなんて暗号にしか見えません。
その程度の知識量で、ネットに強いとかPCに強いとかそんなわけありませんよね。
わかるまで調べているだけなんです。
興味を持っていないことなんて知らないことだらけです。
でも私は現にに頼まれました。
私はいろんなマインドセットの教育を受けているので、”時間がいかに重要なものか”を理解しているつもりです。
自分が何かを頼むというのは、他人の時間を奪っているということ。
だからこそ、他人に頼むときはきちんと下調べをした上で、要点をまとめて、自分の考えを入れてから質問します。
例とすればこんな感じ。
- 全然わかんないので教えてください。
- ◯◯について、私は◯◯というアプローチでやっていこうと思っています。しかし、△△という問題が発生しました。□□という解決策を考えたのですが、どう思われますか?
この二つの質問を見て、あなたはどう思うでしょう?
この二つに共通するものは”質問”だけです。
同じ質問でも、この人が何を考えてどうしたいのかというものが見えないとアドバイスのしようがありません。
ましてや、そのことを考えさすのに多くに時間も必要ですし、メールの数も多くなりますよね。
前者は何について悩んでいるのかが見えない上、どうしたいのかもわからない。
こちらからのアプローチを待っているだけですよね。
しかし後者は、考えて意見を述べて上でアドバイスを求めています。
それには的確なアドバイスが可能なことは、想像に容易いと思います。
このように丸投げかどうかというのはありとあらゆる場面で重要な考え方だと思います。
そして極めつけは電話をしてくること。
もちろん電話をするという方がわかりやすいことも多いので、電話そのものを否定しているわけではありません。
アポなしの電話について言っているのです。
時間というのは大事なもの、それは自分も他人も同じです。
自分が暇だから他人も暇なんてジャイアン的な考え方の人がいます。
よし、わからないからかけてみよう。
そんなのははっきり言って、自己中心的な迷惑です。
きちんと複数日日程と時間を提示して、相手の都合に合わせるのが筋です。
あなたの都合でベラベラと話をされたらたまった物ではありません。
暇な人同士なら良いでしょうが、ビジネスをしている人はあまり暇なんてありません。
その考え方を持って、きちんとアポを取って連絡しましょう。
さて話を戻すと、私が感じた違和感というのは
『副業なんて片手間で、もし儲かったら良いな程度でやっている。でも設定とかわからないからやって。』
真剣に取り組んで時間をわざわざわざわざ割いているにもかかわらす、平然と片手間と言われたこと。
まあビジネスのジャンルが違うのでそこはどうでも良いのですが、私は寝る間を惜しんで作業をしています。
その中で合間を作ってわざわざきたら丸投げ&片手間で本気でやるつもりはないと。
その瞬間に感じました。
これはどんなビジネスだって失敗するだろうな。
成功のマインドセットが出来ていない。
そう感じた瞬間に違和感を感じたのです。
俺の目指していた先輩はこの人だったはずなのに…
私が凄いんだぞとかそういう感情ではなく、虚しく悲しい、そんな感情になりました。
今日が人生の一番若い日。
あらゆる出来事が明日への糧です。
人は全て自分の思っている通りなんてことはなくて、実はおかしいと感じてしまうことだってたくさんあるんです。
その中で得た体験をいかに自分の中で咀嚼して解釈するかは本当に大事になってきます。
皆さんも時間の使い方や人に頼むということについて、今一度考えてみてください。
では、また!